2019年1月5日土曜日

菱山ファームのお正月

菱山ファームは少し長めにお正月のお店お休みをいただいております。
で、何をしているかと言うと、やり残したお片付けやらお掃除やら、怠け者の節句働きをしております。
でも、お正月に忘れてはいけないのが、神様へのお供え。
水の神様、火の神様、恵比寿様、大黒様、お狐様、神棚、など、元旦から七草粥までお雑煮をお供えします。
本当は、菱山のお家のお雑煮は大根とネギと里芋のみだったような気がするのですが、実家のお雑煮とブレンドして、何でも入っているバージョンに変化してしまいました。本当は鶏肉も入れたいのですが、お肉は入れない方がいいかなと勝手に思って自粛。だけど、食べ慣れたお雑煮とは違うねえなんて、義父母やご先祖様が嘆いておいでではないかと、毎年なんとなくごめんなさいって呟いてしまう。
とかく、お雑煮っていいうのは、地域や家ごとに違う。行事の行い方も違って当たり前なのだけど、お店にご来店のお客様と各地域、ご家庭のお正月のいろいろを伺っていると、楽しくて、止まらなくなる。
広島の牡蠣がメインのお雑煮や、アンコ入りの丸餅が入ったお雑煮、トッピングは柔らかな三つ葉に決まっているのに、東京では見つけにくいとか。懐かしいこだわりのお正月料理を再現するためには地域が違うと主婦はとっても苦労をするようだ。でも、そうした、地域の特色がたっぷり詰まったお雑煮やらお正月料理のいろいろは、交通手段が発達して狭くなった日本だけど、なくならないでほしいなあ。東京で、関西のお野菜が無くて苦労しても、あきらめずに、こだわってほしいなあって思う。
みんな、違う味の記憶があった方が、すごく楽しい。誰のが一番とかじゃないし、地域の味には決まってウンチクが詰まってるから。
今年も色んな地域の美味しいを教えてもらおう❗️
皆さま、どうぞどうぞ、ご協力くださいませ☺️

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