菱山ファームのおかず会

お野菜を販売していていつも思うこと。
この野菜は何に変身して、みんなに食べてもらうのかなっていうこと。
そこで、思いついたのが、おかず会。家庭料理を楽しむ持ち寄りパーティーの会だ。
縛りは一つ。菱山ファームの野菜を使うこと。
今日もたっぷり17種類のお皿が並べられました。
ゴボウボール、大学芋、焼き白菜、春菊のしめ鯖サラダ、聖護院大根のそぼろ煮、ベーコンと聖護院のマフィン、長ネギのグラタンなどなど。
食べたいおかずと、作ってみたいおかず。気心の知れた仲間と、楽しいおしゃべり。
年末の忙しい中、パッと集まってくれたみんなに、感謝！

色とりどりの野菜を準備

からふるなかぶ

菱山ファームつれづれなるままに‥

「捨てる神あれば、拾う神あり」大根の葉っぱの件

ゆさゆさと立派に繁った大根の葉。私たちは寒さが厳しくなって、葉がカリカリになってしまうまでは、葉は切らずに提供しています。
でも、栄養たっぷりと知っていても、つい、不要に感じてしまう時期がやてきました。食べ飽きたり、手間が惜しくなったり。なので、切り落としていかれる方も増えました。
ところが！これを大切にお持ち帰りになる方も沢山いらっしゃるのです。
「この葉は、帰宅すると、切り落としてキッチンのタライに浸けておくのね。で、夫にお願いねっていうの」すると、ご主人は、パリッと生き返って、泥も落ちたその葉を、丁寧に軸から離し、葉だけにしておいてくれるのだそうです。奥様はそれをザクザクと洗い流し、５ミリくらいに切って、炒め、エノキと一緒に胡麻油やめんつゆで炒めるそうです。
本当に美味しくて、栄養たっぷり！夫婦二人三脚の一品！
いやー、今日も、心にも身体にも優しい素敵なお話を伺えました。☺️

菱山ファームのワンコ談義

12月20日（木曜日）
今日のお客様シリーズはワンコが主役です。
なぜなら、ワンコを見逃せない、ほっとけない私だからです。
うちのお店を毎日のお散歩コースにされている方が多いようです。
ワンコちゃんは律儀で、一度仲良くなると私を探してくれるそうです。嬉しい(^^)
ワンコの名前は知っているけど、お客様のお名前を知らないことも多々あり。笑
ご来店のワンコちゃんの種類は、
柴犬、チワワ、プードル、ダックス、ヨークシャーテリア、シュナウザー、ジャックラッセルテリア、チベタンテリア、コーギー、ボーダーコリー、グレーハウンド、ボクサー、ラブラドール、そして、愛らしいミックスちゃん達、その他、いろいろ。
犬種が同じでも、みーんな性格が違いますね。そこも、魅力的。
自宅には、チワプーとグレートデンがいます。
小ちゃいワンコも、大っきいワンコも、みんな大好き。
ワンコは意外にも野菜好きさんが多いようです。ウチのワンコの今のブームは蕪です。
野菜を食べることがワンコの体に合うのかはわかりませんが、とりあえず、以前飼っていたラブは、野菜三昧で17歳まで元気でした(^o^)

2匹とも寒がり！

菱山ファームのお店であったちょっといい話はじめました。。

 はじめまして。
菱山ファームのお店番、売り子でおかみさんの、まり子です。
お店番をする中で、ちょっと嬉しかったこと、面白い話などをお知らせしたくて、これを始めました。
どうぞお付き合い下さいませ。

12月19日（水）晴れ
大きな、とても大きくなってしまったカブを売っています。「おおきい小蕪」。いやいや、大き過ぎるコカブ。調理するうえで支障はないけれど、標準サイズとは程遠いことについて、おかみとしては、多少の肩身の狭さを自覚する日々。と、そんな、ある日のこと。
「東京の蕪って、小さすぎると思ってたのよー。蕪は、これくらいでなくちゃ」と、絶賛して下さるお客様！え？？本当に？それはどの地域の常識？「わたし？兵庫県にいたのよ。ほら、蕪は漬け物にしたいでしょ？薄く切って。あの、小さいのじゃ、ダメなのよ」そうね。千枚漬けみたいにしたら、最高だもの。柔らかくて、ねっとりしていて、甘くて、箸がススムねー。地域によって野菜の種類も違うけど、同じ野菜でも収穫適期の大きさが多少違うらしい。それは、地域独特の郷土料理の違いだったり、気候のためだったりするのかしら。
その後、お雑煮談義をひとしきりお付き合いいただきました。
様々な地域の、様々な年代の思い出の味。広かった日本が、色々な交通手段で、スッカリ狭くなってゆくこの時代。食べ物への思い出が薄まってしまう前に、私の出会ったちょっぴりいい話をお披露目したいと思っています。

寒さに耐える聖護院大根

畑から見る富士山