2018年12月20日木曜日

菱山ファームのお店であったちょっといい話はじめました。。

 はじめまして。
菱山ファームのお店番、売り子でおかみさんの、まり子です。
お店番をする中で、ちょっと嬉しかったこと、面白い話などをお知らせしたくて、これを始めました。
どうぞお付き合い下さいませ。

12月19日(水)晴れ
大きな、とても大きくなってしまったカブを売っています。「おおきい小蕪」。いやいや、大き過ぎるコカブ。調理するうえで支障はないけれど、標準サイズとは程遠いことについて、おかみとしては、多少の肩身の狭さを自覚する日々。と、そんな、ある日のこと。
「東京の蕪って、小さすぎると思ってたのよー。蕪は、これくらいでなくちゃ」と、絶賛して下さるお客様!え??本当に?それはどの地域の常識?「わたし?兵庫県にいたのよ。ほら、蕪は漬け物にしたいでしょ?薄く切って。あの、小さいのじゃ、ダメなのよ」そうね。千枚漬けみたいにしたら、最高だもの。柔らかくて、ねっとりしていて、甘くて、箸がススムねー。地域によって野菜の種類も違うけど、同じ野菜でも収穫適期の大きさが多少違うらしい。それは、地域独特の郷土料理の違いだったり、気候のためだったりするのかしら。
その後、お雑煮談義をひとしきりお付き合いいただきました。
様々な地域の、様々な年代の思い出の味。広かった日本が、色々な交通手段で、スッカリ狭くなってゆくこの時代。食べ物への思い出が薄まってしまう前に、私の出会ったちょっぴりいい話をお披露目したいと思っています。

寒さに耐える聖護院大根


畑から見る富士山


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